永遠の不在 [諸行無常]
プライベートなことですが
これまで私を支え続けてくれた人生のパートナーが
永眠いたしました
ここ数年 一向に回復しない消化器の症状に悩んでいましたが
レビー小体症(パーキンソン病)と解り
入院中でした
多彩な症状の中でも
食べ物が喉を通過しない嚥下障害が一番気がかりだったのですが
恐れていたことが現実になりました
10月14日
出雲駅伝号砲の
よく晴れた朝
第一報を受けました
10月10日の面会時は元気で
たわいない会話を交わし
「また来るね」と手を振ったのが最期になろうとは
夢にも思いませんでした
今もまだ
永遠の不在を信じがたく
呆然として涙も出ない私の代わりに
天が泣いてくれたのか
昨夜は豪雨になりました
人生の午後を共に過ごし
行く手に待つ暮れゆく時も
明かりを灯しながら
共に過ごしたいと願っていましたが
叶いませんでした
ラルクアンシェルの「アローン エン ダ ビダ」は愛する人をなくした後の心情を歌ったものですが
今の私の心境にそっくりです
出会えてよかった
それで充分
彼もまた
周囲の人に支えられて
良い人生でした