真夏の夜 ラルクを聴く [街並み 風景]
天気予報を見れば
明日の最高気温36度
わ~
私の体温 35.5度ですけど!!
天気予報で36の数字を見るのは
今年の夏が初めてです
狂気のような熱帯夜
眠りにつくまでしばし
ラルクアンシェルを聴いています
1998年当時の曲たちを
一番好きな曲は 「花葬」
この曲を超える作品にはお目にかかれません
切なく美しいギターの音色に絡まる
官能的なボーカル
花葬
ばらばらにちらばる花びら 雫は紅
欠けた月よ廻れ 永遠の恋を写し
瞳 あけたまま 腐食してゆく身体
あざやかに失われる この意識だけを残して
春を待てずに
愛しい貴方はただ そっと冷たくなって
腕の中でこわれながら ほら夢の渕で呼んでる
いつものように Ah…
くるい咲いた夜に 眠れぬ魂の旋律
闇に浮かぶ花は せめてもの餞(はなむけ)
たどりついた終わり 生まれ変わりの痛み
飲みこまれる土の中で 結ばれていった約束
死んだ世界 Na.
ばらばらにちらばる花びら 雫は紅
欠けた月よ廻れ 永遠の恋を写し
今宵は もう 夢うつつ
やがて閉じた瞳 Na…
くるい咲いた夜に 眠れぬ魂の旋律
闇に浮かぶ花は せめてもの餞(はなむけ)
ばらばらにちらばる花びら 雫は紅
欠けた月よ廻れ 永遠の恋を写し
Ah…くるい咲いた夜に
なかなかに猟奇的なシチュエーションですが
これを耽美に描いてしまうところがすごい
言葉の選び方も洗練されています
「夢の中で呼んでる」ではなくて「夢の渕で呼んでる」
「埋められていく土の中」ではなくて「飲みこまれる土の中」
というふうに
「今宵は もう 夢うつつ
やがて閉じた瞳」
意識がうつろになり
瞼も重くなり
「たどりついた終わり 」
愛しい人の後を追ってしまったのでしょうか
それでも決して添えないと
心の縁で知りながら
ラルクアンシェルの活動をこれからも観られるかどうかは不透明ですが
ハイドさんは精力的に
今も活動を続けています
とはいえ
私は30年前の
ふわふわにウエーブのかかった
背中まで伸びた長い髪を乱して
歌う姿が好きだなぁ
まさしく女神降臨!!