デカメロン [諸行無常]
コロナウィルスに翻弄される日常が続いていますが
中世末期のヨーロッパも黒死病に
翻弄されていました
そんな中 ボッカッチョによって書かれたデカメロン
いくつもの短編小説の集まりであるこの一冊を呼んだのは
高校生の頃でした
その中の一つの物語が
今も忘れられません
それは、森の中を美女が長い金髪を振り乱して
走っているシーンから始まります
猟犬を連れ
馬に乗った猟師が弓を引き
美女を射抜いて
駆け寄り
短剣で美女の心臓を抉り出して
犬に食わせます
その間 断末魔に苦しむ美女は
犬が心臓を食べ終わると
息を吹き返し
また走り出すのです
犬と猟師はまた追いかけ
また矢を放ち
また美女は射抜かれ
心臓をえぐられ・・・
森の中で果てしもなく繰り返される物語
読んでぞっとしましたが
同時にこれは
人生そのものだと17歳の私は思いました
健康に走っていても
ある時 災難や病魔に倒れ
また癒されて走り出しても
再び襲われ・・・
最後に 二度と蘇らなくなるまで繰り返される物語
願わくば
倒れる回数は少なく
追手に怯えながら走るのではなく
道端の花をめでたり
鳥の声に耳を傾けたり
仲間とともに
語らいながら
助け合いながら
走りたいものです
でも
どこにどんな物語が用意されているかは
因果応報だけでは
解けません
ある日 大地が揺れて
天井が落ちてくるのは
決して 罪の報いなどではありません
他者のものを奪っても
ぬくぬくと生きている人々も大勢います
やっぱり外が好き [cat]
萌奈さんも
麻奈さんも
家の中だけの暮らしで
充分な様子
めったに外に出たがりません
ところが
こちらの方々は・・・
美雨にとっては
ごはんが食べて寝る場所
遊び場所は外
ミケちゃんにとっては餌場かな
食べ終わると
大急ぎで
寒い屋外に帰っていきます
いない [鳥たちの庭]
2月23日の朝
公園には
ユリカモメの姿がありません
あれほど大勢居たのに
一羽もいません
まだ渡りには少し早いので
河口にはいると思いますが
旅立ちの日も
もうすぐそこです
当地では
顔が黒くなるまで
滞在してくれません
諸行無常
一期一会
来年またやってきても
君たちとは限らない
みんな同じ顔で
区別つかないけど
心配 [cat]
毎朝 おなかすきました
ごはん下さいと
やってくるミケちゃん
庭に出た時も
どうして気配がわかるのか
やってきます
ガーディニングの監督???
たまに姿を見せないこともあり
そんな日は
無事でいるのか
心配
そろそろうちの子にならない??
やっぱり外がいいらしく
食べ終わると
そそくさと帰っていきます
外は刺激に満ちてるものね
幼い訪問者 [鳥たちの庭]
今年も
ユリカモメたちの
群れの中に
3羽の幼鳥を見つけました
グレーの羽根色の大人と比べ
羽根にヒナ時代の茶色が残っています
くちばしもまだ黄色い
大人に混じって
遠い旅をするのは
大変だろうなぁ
飛行もまだ
不慣れだろうし
そのせいか
見かける数は多くありません
今日は鳩に絡まれています
攻撃はされませんが
エサは奪われます
無観客開催 [諸行無常]
3月のフィギュアスケートの世界選手権
間際に中止になったりしないかと
内心心配でしたが
無観客開催となったようです
なにはともあれ
開催出来ると知って一安心
羽生君とネイサンチェンとの対決を心待ちにしている方も多いかと思いますが
私は対決してほしくないなぁという思いがあります
ネイサンチェンは機械のような正確なジャンプを決めますが
何故か
あまり感動に心揺さぶられません
羽生君には生まれながらに翼をもっているかのような
超越した異次元の美学があるんです
それをネイサンと
得点で競ってほしくないなぁ
この前の地震
影響を受けてないといいけれど・・・
冬眠中 [cat]
12歳と5カ月になった麻奈さん萌奈さん
一日中ほとんど寝てばかりです
行火の入ったベッドから出てきません
出てきたときには
モデルになってもらいます
食べる量も減り
体重も減少してきました
それでも
日常は変わりません
ミケちゃんは年齢不詳
多分4~5歳かな
一歳の美雨
このお二方は
冬眠しません
2カ月間 [鳥たちの庭]
当地でユリカモメたちを見られるのは
1月2月の2か月間だけです
寒さの厳しい年には
12月末にやってくることもありますが
暖冬だった去年は
公園に姿を見せませんでした
河口の街まで様子を見に行ったものでした
今年の12月は去年よりも寒かったので
公園にまでやってきました
やってきたばかりの頃は
シャイで
人が来るとさっと飛び立ってしまいます
この頃は
かなり慣れて
いい写真を撮らせてくれるようななりましたが
いつも 慣れてきたころに
お別れになります
鳩さんとも
すっかりお馴染みになったんですけどね
朝だけ [鳥たちの庭]
朝の公園には
多くのユリカモメたちがくつろいでいますが
午後1時ごろ
には誰もいません
おそらく
沖へ移動したと思われます
夜は沖の水面に
浮かんで眠るのが習性だとか
何時ごろ移動するのかな?
連絡ないので
解りません
ちなみに
北国に帰る時にも
別れの挨拶はありません
いつの間にかいなくなって
シーンとした静寂の
春を迎えます
雪が舞う [街並み 風景]
もう2週間もすれば3月だけれど
雪が舞っています
毎年 この季節は
雪が降ります
春の手前が
一番寒い
物事が良くなる手前が
一番寒い
そうなのかもしれない
秋に出かけた観光地の駅には
こんなポスターが
顔 [cat]
フカフカの長毛のおかげか
麻奈さんは丸顔
耳と耳が
離れています
萌奈さんも丸顔
双子だものね
ミケちゃんは逆三角形顔
にゃんか 文句ある????
外猫生活で
頬もこけるにゃ
外の苦労知らずな
このお方は・・・
ほっぺた ふっくら
パパ似かな
怖いもの [cat]
2019年10月
370グラムだった美雨を拾ったとき
お風呂に入れて
早く乾かしてあげようと
ドライヤーを使ったのですが
これが 相当怖かったらしく
今でも
私が髪を乾かそうとドライヤーを持つと
爆睡していたにもかかわらず
飛び起きて
ダッシュで逃走してしまいます
幼児教育って
大事だなぁ
幼い子を
怖がらせちゃいけません
もうすぐ春 [鳥たちの庭]
2月も中旬になり
春はもうすぐです
もうすぐ
早咲きの桜がほころびます
ニットが好き
ダウンコートもブーツも好き
炬燵でほっこり
鍋を味わうのも好き
でも
この頃になると
冬の暗さや底冷えが辛くなり
季節の変化が
待たれます
白い渡り鳥たちが
北へ帰ってしまうのは
寂しいですが
空腹組 [cat]
おなかがすくと
やってくるミケちゃん
数分で食べ終わると
さっさと帰っていきます
長居はしたくないらしい
一方 一応 おうち育ちの美雨は
疲れたら
外から帰ってたっぷりひと眠り
目を覚ますと
家の中だけじゃ退屈
出してほしいの猛アピールで庭へ
半分外 半分中 の生活
ちょっと心配なんだけど
都落ち? [cat]
生後3カ月だった麻奈萌奈さんが
田園調布のブリーダーさんのもとから
はるばるやっって来たのは
今から12年前
2008年12月
これぞまさしく都落ち
でも 外には出ない完璧室内暮らしだから
外が田舎でも街でも関係ないかな
こちら
田舎暮らし 満喫派の方々
ミケちゃんは
ご飯を食べに来ても
食べ終わるとすぐに帰ってしまうので
居る間に激写
屋外ライフがいいみたいだけど
ちょっと姿を見せないと
心配になりますね
ホームクリーニング [諸行無常]
アルパカのセーター
手洗いしました
以前は
冬の終わりに
まとめてクリーニングに出していたのですが
最近はウールの洗える洗剤もあることだし
それを洗濯機に入れて
回して大失敗
買ったばかりのセーターが
子供服になってしまったので
以後 手洗いです
仕上げに
柔軟剤を入れて
すすぎます
縮むこともなく
ふっくら
やっぱりウールは手洗いです
これもウール?
洗顔? [cat]
麻奈さん いつも涙目なので
毎朝 濡れタオルで
ゴシゴシしてもらいます
今日も
美貌に磨きかかったかな???
こちらのお方は
手間いらず
ママ譲りの美貌???????
タンス整理 [cat]
日差しが強くなり
ここ数日 暖かい日が続いたけれど
まだ底冷えはします
衣替えは
かなり先
だけど
思い立って
タンス整理しました
まだ着られるけれど
もう着ないだろうなという服はすべて
萌奈 麻奈さんたちの
ベッドの布団になります
ふっかふかです
旅 [鳥たちの庭]
白と淡いグレーの制服が美しいユリカモメさん
ヒナの時代はスズメのような茶色
幼鳥時代には
その名残が羽根に残っています
半年前に生まれたばかりでも大人に混じって
はるばるロシアから南下してきます
まだエサの取り方もうまくない
でも
必死に我先におやつゲット
大人になれるかどうかは運しだい
ここを覚えていて
来年も来てね