記憶に残る事件 [諸行無常]
平和な日本でも
時折
一度知ってしまったら
記憶から消えないような事件が発生しますね
犯人像はだいたい共通して
加害行為に興奮と快楽を覚えるサイコパスで
同情の余地もないのですが
今回の長野の事件は
どこか痛ましさを覚えます
犯人が精神的に追い詰められての犯行のように思えるのです
誰もそれほど追い詰めてはいなかったはずですが
父親がが経営する農場やジェラード店に勤めることを勧めていたのは
息子が自立できるようという
ご両親の配慮のように思えて
親御さんの苦労も透けて見える気がします
医療には繋いでいたのでしょうか
詳しく報道を調べていないのでわかりませんが
これからは警察車両は防弾ガラスになり
漁銃所持は厳しくなる方向に向かうのでしょう
様々な人が暮らすこの世界で
平和を保つのは難しいことだと
つくづく考えさせられる事件です
残されたご家族のこれからを思うと
逮捕で終わりにはなりません
むしろ
これからが始まりです