幼い訪問者 [鳥たちの庭]
今年も
ユリカモメたちの
群れの中に
3羽の幼鳥を見つけました
グレーの羽根色の大人と比べ
羽根にヒナ時代の茶色が残っています
くちばしもまだ黄色い
大人に混じって
遠い旅をするのは
大変だろうなぁ
飛行もまだ
不慣れだろうし
そのせいか
見かける数は多くありません
今日は鳩に絡まれています
攻撃はされませんが
エサは奪われます
2カ月間 [鳥たちの庭]
当地でユリカモメたちを見られるのは
1月2月の2か月間だけです
寒さの厳しい年には
12月末にやってくることもありますが
暖冬だった去年は
公園に姿を見せませんでした
河口の街まで様子を見に行ったものでした
今年の12月は去年よりも寒かったので
公園にまでやってきました
やってきたばかりの頃は
シャイで
人が来るとさっと飛び立ってしまいます
この頃は
かなり慣れて
いい写真を撮らせてくれるようななりましたが
いつも 慣れてきたころに
お別れになります
鳩さんとも
すっかりお馴染みになったんですけどね
朝だけ [鳥たちの庭]
朝の公園には
多くのユリカモメたちがくつろいでいますが
午後1時ごろ
には誰もいません
おそらく
沖へ移動したと思われます
夜は沖の水面に
浮かんで眠るのが習性だとか
何時ごろ移動するのかな?
連絡ないので
解りません
ちなみに
北国に帰る時にも
別れの挨拶はありません
いつの間にかいなくなって
シーンとした静寂の
春を迎えます
もうすぐ春 [鳥たちの庭]
2月も中旬になり
春はもうすぐです
もうすぐ
早咲きの桜がほころびます
ニットが好き
ダウンコートもブーツも好き
炬燵でほっこり
鍋を味わうのも好き
でも
この頃になると
冬の暗さや底冷えが辛くなり
季節の変化が
待たれます
白い渡り鳥たちが
北へ帰ってしまうのは
寂しいですが
旅 [鳥たちの庭]
白と淡いグレーの制服が美しいユリカモメさん
ヒナの時代はスズメのような茶色
幼鳥時代には
その名残が羽根に残っています
半年前に生まれたばかりでも大人に混じって
はるばるロシアから南下してきます
まだエサの取り方もうまくない
でも
必死に我先におやつゲット
大人になれるかどうかは運しだい
ここを覚えていて
来年も来てね
まだ冬 [鳥たちの庭]
立春は過ぎたけれど
日陰の部屋は
日中も9度
それより上がりません
まだ 当分 冬 続きます
ユリカモメたちには
もう少し
くつろいでもらいましょう
ユリカモメが旅立ちを決める条件は
気温??
それとも
日差し???
何で春を知るのかなぁ
立春 [鳥たちの庭]
疾風のように
季節は移り
もう立春ですね
ユリカモメの群れる姿を見られるのも
あとわずか
日暮れが
ずいぶん遅くなりました
木立はまだ
暗く沈んでいるけれど
春は忍び足で
近づいています
過ごしやすい南国の冬は
嫌いじゃないけど
なぜか
冬が終わると
うれしい気分もあります
態度 [鳥たちの庭]
一週間ぶりに公園に行ってみると
ユリカモメたちの態度が
先週と違ってました
なんか よそよそしい
遠巻きにしている
持っていたクッキーを投げてみると
腕を振るしぐさで
さっと飛び立って逃げてしまう
なんかあったかな
この日の公園は
ゲートボールを楽しむ人たちが多く
にぎわっていました
色んな人がいるので
必ずしも
いつも居心地いいわけじゃないですよね
ユリカモメの居る季節も
残り少なくなってきました
逃げる [鳥たちの庭]
ユリカモメも鳩もそうですが
のんびりくつろいでいるかと思ったら
何かのきっかけで
一羽が飛び出すと
一斉に飛び去ってしまいます
何々 何があったのという感じ
危険な気配に
常に敏感です
猫もそうですが
めったに
見知らぬ対象に
いきなり戦いを挑んだりしません
瞬時に逃げ
様子をうかがい
大丈夫だと判断すれば
戻ってきます
人間社会だけは
「逃げるな 戦え」という価値観に縛られているような気がします
オオカミの群れに囲まれた羊のような自分にも
逃げないことを要求します
逃げるのは恥ずかしいと
踏みとどまっては
ひどい目に合うばかりなのですが
バリエーション [鳥たちの庭]
ちょっと撮影に慣れてきたのか
それとも
ユリカモメたちが慣れて
距離を詰めるのを許してくれたからなのか
遠くから
並んだ姿を撮影するだけでなく
ちょっと違う姿も
とらえられるようになりました
にしても
マスクを外せない日常から
早く解放されたいものですね
来ない [鳥たちの庭]
少し前
越冬に来たばかりの頃は
人見知りだったユリカモメ
10日もすれば
すっかり馴染みます
環境適応が早いですね
写真撮影のために
近づいても
近づきすぎなければ逃げません
でも近寄っては来ません
ところが
いつも餌をくれる人がやってきたとたん
一斉に飛び立って
その人の方へ!!!!
この態度の差
解りすぎ!!!
冬は短くて [鳥たちの庭]
いつの間にか
11月12月と
比較的温暖で過ごしやすい季節は過ぎてしまい
1月も中旬になると
もう冬も残り少なくなった印象です
ユリカモメの居る季節は短い
姿を見せるのは1月初旬
2月中旬を過ぎると
数が半減します
先発隊は
早々と北へ旅立ってしまいます
そして3月初旬
最高気温が13度に達する日があると
もう公園にユリカモメの姿はありません
1羽2羽
まだ帰りそびれている個体が
時折 空を横切っていくばかり
地面でくつろぐ姿は
見られません
春の始まりは
ちょっと寂しい
ユリカモメの賢さ [鳥たちの庭]
渡ってきたばかりの頃のユリカモメは
人見知り
決して近づいては来ません
ところが
時間とともに慣れ
遊覧ボートの観光客に餌をねだる姿が
見られるようになります
気まぐれなヒトの愛情に甘えるけれど
それほど依存しているわけでもなく
近づきすぎる人からは
さっと離れます
ちゃんと漁をします
かわいい顔だけれど
けっこう大口です
白い訪問者 [鳥たちの庭]
暖冬だった去年は
河口までしか来なかったユリカモメたち
今年は
公園の川まで来てくれました
やっぱり
今年は去年の冬よりは寒いみたい
ソーシャルディスタンス取れてないよ 君たち
そうそう
それでよし
来たよ [鳥たちの庭]
これまで登場したユリカモメたちは
去年やってきた子たちです
パソコンがまだ動くうちに
パソコン内の写真を消化しておきたくて
去年は暖冬だったせいか
ユリカモメたちは
公園の川までは来ず
河口まで様子を見に行きました
今年は・・・
見かけたよと
写真付きのメールが届きました
やっぱり今年は
ここ2年よりも寒いんだ!!
モコモコフワフワのダウン 着てますね
こういう子もいます
水の中 寒がってませんね
葦の花 [鳥たちの庭]
公園の川の中に
葦が植えられています
水が満ちてきたときには水没し
引き潮になると
陸植えになっています
葦の花は晩秋に咲くのか
花が咲いていました
えんじ色の風変わりな花
ススキを彷彿とさせる花です
以前はここに
マガモファミリーが暮らしていましたが
今はだれもいません
街中公園には
別グループと思われるマガモファミリーが暮らしていますが
クルージングには来てくれません
カモのいる水辺
平和の証と言います
人もカモも平和に暮らせる世でありますように
歌 野生復帰ならず [鳥たちの庭]
12日に左足の手術が行われたコウノトリの歌
折れた骨が皮膚を突き破る開放骨折だったために
細菌感染が認められ
左足は切断になりました
しばらくは栃木県内の保護施設で様子を見
受け入れ先を探すようです
歌よりも一年あと
令和元年生まれの令と和は
それぞれ別の場所で遺体で発見されたと
昨日ネット情報で知りました
湿地の鳥類のトップに立つコウノトリは絶滅危惧種です
野生で増やす取り組みが続けられていますが
わずか1年程度で命を落としてしまう個体が多く
むつかしいものですね
たなみに保護施設だと
30歳を越す個体も珍しくないようです
歌ちゃん 長生きしてね
歌ちゃん 保護 [鳥たちの庭]
渡良瀬遊水地で子育てしていたコウノトリ 歌ちゃんが
骨折しているようだと知ったのは
9月末
一向に保護したという情報が入ってこないので
心配でした
小山市はいったい何をしているんだろうと
内心焦りも感じていました
そうこうしているうちに
変わり果てた姿で発見されるのではないかと・・・
今日 無事に保護したという情報が
ネットに出ていました (8日)
人慣れしていなかったので
餌付けしたりと苦労もあったようです
骨折した足は
骨が皮膚からとび出したりと
かなり重症のようですが
治療につながり
ほっとしています
その後の良い情報を
待ちたいですね
渡良瀬遊水地 コウノトリ ケガ [鳥たちの庭]
少し心配なニュースです
渡良瀬遊水地で子育てをしていたコウノトリ 歌(2歳) が
足を怪我している模様
保護する方向で検討されているようですが
まだ保護できたという情報がありません
歌は2018年生まれの2歳
同時に生まれた百(モモ)は
長らく消息不明のまま
GPSを付けているわけではないので
行き倒れていても
発見されない可能性もあります
歌より1年早く2017年に生まれた3羽の兄弟のうち
今も生存しているのは(なる)一羽だけです
豊岡でコウノトリを野生に戻す活動が行われていますが
前途多難な印象です
こわもての大型猛禽類も絶滅危惧種
コウノトリも日本では
まだ安全な居場所が少ないような気がしてなりません
種の多様性あってこその人類の繁栄
鳥たちにいい環境を与えるために
何ができるのかな